ストラテジックラバーズ 【著者：三色網戸。】

三色網戸。さんの作品『ストラテジックラバーズ』（富士見書房）

巨大企業の創設者 東山慶三の愛人の息子である東山浩太。

母親は２３人目の愛人で
病気を患ってしまってからは
捨てられる形で母方の祖父母の家で暮らしていました。

父親の記憶と言えば
遠い昔にチェスで遊んでもらったこと以外ほとんどなく、
跡継ぎ問題は他人事だと思っていました。

しかし、東山慶三は病気になり
進行が思ったよりも早く
跡継ぎが必要になったのですが、
奥方様との間には男児が居らず、
愛人の子供の中でも男児が浩太しかいないため
跡継ぎとしての教育を受けることになるんです。

今までそういった教育はしてこなかったのですけど、
幼い頃に遊んでもらっていたチェスで
慶三を負かしたことがあり、
その後もチェスを続けていた浩太が
日本人が優勝したことのなかった大会で優勝しており、
その戦略を見込んで跡継ぎにすることになったのです。

そして連れてこられたのが
跡継ぎとして教育するための施設で
愛人候補たち５人の女性と一緒に暮らすことになるのですが、
その中に同級生が１人まじっていたのです。

・・・といった感じで描かれる
ちょいエロコメディ作品になっています。

この施設にいる女性は訳ありだっり、
謎があったり、裏の顔を持っていたり、
浩太が相手を選ぶのか・・・
それとも女性たちに試されているのか・・・
どういった展開になるのか
興味を引く作品になっていますので
気になった方はチェックしてみてください。

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