子猫♂が待ってるので帰ります。 【著者：くらの】

くらのさんの作品『子猫♂が待ってるので帰ります。』（講談社）

仕事疲れがＭＡＸの相島宮子は
癒しを求め猫を飼いたい・・・と思うように・・・

でも、ペットショップで売られている猫は
高くて手が出せず・・・
里親募集・・・と書かれた張り紙を見るも、
独身者の申し込みはお断りします・・・と・・・

どうしても猫と触れ合いたい・・・と思った宮子は
猫カフェに行こうとするも閉店で・・・

癒されたい思いのまま家に帰ってくると、
マンションの入り口で猫のフードをかぶった子供を見つけるんです。

この日は雨・・・冷え切った体を温めなければ・・・と
部屋へ連れてかえって
お風呂に入らせ、この日は遅いので泊めることにしたのです。

翌日、警察に保護してもらおう・・・と思うも、
この少年は宮子に飼ってほしいと言い出し、
それが叶わなければ飛び降りる・・・と脅す形で
流された感じで一緒に暮らすことになるんです。

この少年・・・ちょっとミステリアスな部分もあるのですが、
なんか宮子のことを見透かしたような態度をとったり、
同僚が来た時にもちょっと悟った感じに話したり・・・

この少年は誰なのか、どこから来たのか・・・
ちょっと謎が残るのですが、
おねショタみたいな感じで楽しめる作品になっていますので
興味ある方はチェックしてみてください。

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