鑑定眼 もっとも高価な死に方 【原作：楠本寛樹 作画：後藤悠太】

原作：楠本寛樹さん 作画：後藤悠太さんの作品『鑑定眼 もっとも高価な死に方』（講談社）

貯金もなく、彼女もいなく、
２９歳で警備員の仕事をしている野見大介は
同窓会に出席して同級生たちのほとんどが
出世しており、
何か置いてけぼりをくらった感じで
自分が底辺の人間だということを知りました。

そんなある日、とある豪邸の警報をうけ
駆けつけたところ、強盗犯がいて、
一度は取り押さえたのですが、強盗犯から、
このお金は「汚い金」だということを知り、
なぜか見逃してしまったのです。

強盗犯に怪我をさせられてしまった野見は
入院することになったのですけど、
ここで豪邸の主に強盗にあったお金のことを知った野見を
殺そうとしてきたのです。

死を感じた野見はとっさに
自分が警備している輸送車から５億円の強奪計画を提案するんです。
すると、その場はごまかすことができたのですけど、
見逃した強盗犯がこの主につかまり大けがさせられたのを見て、
この強盗犯と一緒に５億円強奪計画を実行することになるんです。

・・・といった感じで
平凡すぎる男が大金を強奪する・・・という
ストーリーになっています。

野見なのですが、人並み外れた洞察力があり、
冷静に行動をするのですけど、
豪邸に入った強盗犯を追って警察も動いていたり、
幼馴染が豪邸の主の婚約者になっていたり・・・と、
人間関係も複雑に絡んできて
サスペンス系の作品としては面白いストーリーですので
興味ある方はチェックしてみてください。

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