渚 ～河野別荘地短編集～ 【著者：河野別荘地】

河野別荘地さんの作品『渚 ～河野別荘地短編集～』（小学館）

この作品なのですが、
日常の世界にちょっと不思議を加えて
独特な世界観で描かれた短編が詰まった短編集になっています。

タイトルにもある「渚」なのですが、
人魚が住む島からやってきた人魚が
成形で人間の足を手に入れようとするのですが、
島の住人に借りたお金を海で流してしまい、
探しているところを
１人の男が自殺しようとしているのと勘違いし
助けに来たのです。

結局、お金は流されてしまい、
成形するのに足りない分を
この男の部屋で住み込んで
リモートワークで働いて稼ぐことにしたのです。

・・・といった感じで
描かれる人間の足を欲しがる人魚を描いた話です。

個人的には１話目にあった
「スマートアシスタント」という話が気に入りました。

スマホのアシスタントＡＩと会話をしながら
小旅行を楽しむ話で
ＡＩも進んでいったら本当に出来るのでは？
なんて思うぐらい引き込まれる作品になっていました。

不思議なんだけれども
普通に日常にとけこんだ感じで描かれていて、
日常ファンタジー系が好きな人には
ハマると思いますので
興味ある方はチェックしてみてください。

【PR】てんさんのオススメ漫画
　　

【PR】コスメス 《コスメ関連の通販サイト》

【あミューズ】


BL・TLコミック「GiGicomi」