はしたないですよお嬢様 【著者：うた乃】

うた乃さんの作品『はしたないですよお嬢様』（英知出版社）

来栖財閥のご令嬢の桜は
１５年前に執事としてやってきた
綺麗な目をした七瀬榛斗に恋をし、
ずっと片思いを続けていました。

出会った時に「大きくなったら結婚しよう」と言ってから、
ことあるごとに告白を続けてきたのですけど、
全て躱され続けているんです。

自分のことを異性と見てもらえていないんだ・・・
そう思った桜はある夜、七瀬の部屋へ行き、
別手当を払うから一緒に寝てと言ってきたのです。

それでも我慢し続ける七瀬・・・

今までは冗談で「結婚」と
口にしていただけだと思っていたけど、
桜が１６歳の時に告白してきた時に
本気だと感じとり、
桜の父親に自分も同じ気持ちにあることを伝えたのです。

すると、桜が２０歳になるまで
手を出さないよう言われており、
４年間、ずっと自分の気持ちを抑えて
桜の気持ちを躱してきていたのです。

そして２０歳になった桜に
そのことを伝えるのですが・・・

・・・といった感じで描かれる
従者とお嬢様のラブストーリーになっています。

ちょっと物足りなさを感じるのですけど、
キレイにまとまっている作品ですので
気になった方はチェックしてみてください。

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