ふたりスイッチ 【著者：平本アキラ】

平本アキラさんの作品『ふたりスイッチ』（講談社）

本山真一と藤近苺は同じマンションに住むお隣さんで
同じ高校に通っています。

真一はクラスで人気者で苺の親友の宗倉テスを、
苺は慎一の友達でイケメンの佐藤悠斗を・・・と
それぞれが気になっていました。

ある日、真一の家に悠斗が遊びに来て、
隣の部屋の声をこっそり聴いていた苺だったのですが、
悠斗がシャツを着替える・・・という声が聞こえ、
ベランダ越しに覗こうとした時、
同じくベランダに出た真一に見つかり、
苺は落ちそうになるのを助けるのですが、
２人は一緒に落ちてしまうんです。

その時に苺が手にしていたゴーヤから光が飛び出し、
２人を包む感じで２人は奇跡的に助かるのですが、
２人の中身が入れ替わってしまったのです。

入れ替わったことにより、
真一（中身は苺）はテスと一緒にいられる時間が増え、
苺（中身は真一）は悠斗と一緒にいられる時間が増え・・・
といった感じで描かれる新感覚？の
ラブコメディになっています。

ただの入れ替わり漫画だけではなく、
２人が一緒に落ちた時に手にしていたゴーヤが
生き物のように動き出し、
この作品の鍵を握っている・・・というか、
たまに登場しては話をややこしくしてしまったり・・・と
笑える部分なども多く楽しめる作品ですので
興味ある方は読んでみてください。

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